a.un 滋賀の建築設計事務所 。住宅や店舗を設計監理してます 。
カテゴリ:大切なもの( 13 )
野風増
昨晩はなかなか眠れなくて、ふとテレビをつけたら河島英五の記念ライブを
放送していた。
サラリーマン時代、京阪京橋とJR京橋の間にある広場で、河島英五とその仲間達
をよく見かけた。路上パフォーマンスとして、めちゃめちゃ楽しそうに、大きな声で歌っていた。
彼のヒット曲に『野風増』という曲がある。
『のふうぞう』と読み、中国地方の古い方言で意味は『やんちゃ坊主』。

そして、何かの縁だと思うけど僕が建築修行時代過ごした事務所名は『のふぞう』
『乃普創..設計工房』
やんちゃ坊主のように建築を創る。
自分たちの考える普通の建築を創る。
そんな思いで名付けられた事務所には、それ相応にやんちゃな人間が集まっていて
普通の人間はいなかったと思う。(外見は普通だけど...)
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変人ばかりに囲まれていた『野風増』時代。
皆で現場にはりついて、大工さん達と一緒に住宅を作っていく。
 こんな風に建築は作られていくんだなあ〜と実感。
冬至に1日現場で、陽の当たる場所を追っていた時間。
 光という要素だけで設計しても良いんだと実感。

独立すると『やんちゃ坊主』でいることの難しさを痛感する。
河島英五の『野風増』を久々聞いて、もうすこし『やんちゃ坊主』
になってやろうと心に決めた。
(森)
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by aunmidori | 2007-05-28 14:48 | 大切なもの | Comments(0)
ドイツからの手紙
夕方ポストに、茶色の封筒が。。。。差出人はドイツで美術の勉強をしている
大切な友人からでした。

ビデオレター?!

開けてみると可愛い袋に入った固いものと、達筆でぎっしり書かれた手紙でした。
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なんだろ!?
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中身はステキな手帖。
黒いハードカバーに手触りのいい厚みのある紙。とてもシンプルなデザイン。
最近おしゃれな雑貨屋さんなどでよく見かける
”MOLESKINE(モールスキン)”の手帖かなと思いきや
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よくみると、ニワトリの様なマークが。
帯に”www.hahnemuhle.com”と書いてあったので、調べてみたが、
きっとドイツ語かな〜読めない。
あきらめかけたその時、相方が調べ始め数分後に”歴史ある紙屋さん”
さすが。

紙屋さんの手帖か、職人の技、いいね〜すごいうれしい。
かおりちゃんらしい、センスのいいステキな贈り物です。
もう4、5年前になるけど、フランスの画材屋さんで見つけたと言って、木炭かな?鉛筆の芯だけのデッサンとかに使うもので、茶色の紙にくるんであるんだけど、
いいのよ、なんか。
私にはない、ナイスなモノのチョイスで、ステキなのです。
今も大切にお気に入りの中にしまってます。(使うのもったいなくてね〜)
これこれ↓↓
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ほんとに、とっても大切な友達なんです。
めったに会う事はないけど、かおりちゃんも頑張ってるんだと思うと
私も頑張れる。

手紙にもぎっしりうれしい言葉が満載でじ〜んときます。。。

今は真夏の様に暑いらしい。

行きたいな〜、絶対行くから待っててね。  (terco)
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by aunmidori | 2007-05-17 21:01 | 大切なもの | Comments(0)
古い椅子
実家にあった古い小椅子。
僕が幼い時から、いつも家のどこかにポツンと置かれていた。
腰掛けとしてはもちろん、便利な踏み台として家族みんなが重宝していた
記憶がある。
子供達が成長し、働きだす頃には、家族みんなこの椅子の事を
存在すら気づかなくなっていた。
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そして、昨年の1月祖母が亡くなった。
亡くなった祖母のベットの横に、この小さい椅子はポツンと置いてあった。
僕は悲しみにくれながらこの椅子を見て、気づいた。
祖母だけが、この椅子を忘れずに、いつも片隅においていたんだと。
終戦直後、近所の大工が作った椅子。
祖母にとっては、いつも生活の中にあった、とても愛着のある椅子。

『僕がこの椅子を使い続けよう』 と心に決め、先日京都に持ってきた。
昔のように腰掛け、踏み台にもなり、ちょっとしたテーブルにもなる、
時には祖母の事を思い出し、昔の色々なことが頭を駆け巡るかもしれない。

どこにでもある、かっこ良くもない、ただの小椅子だけど大切に使いたいと思う。
(森)
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by aunmidori | 2007-05-14 01:05 | 大切なもの | Comments(0)