a.un 滋賀の建築設計事務所 。住宅や店舗を設計監理してます 。
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人生にムダな時間なし
2007年末、以前の職場から
『ちょっと仕事手伝って欲しい』
と連絡があり、その電話は私の尊敬する先輩からでした。
私もなにかと忙しく、心の余裕がなかったのですが、いつも冷静な先輩から
少し焦った電話内容でした。
埼玉の現場で材料等、大変お世話になったという経緯もあり、いつもなら
お断りしてたと思うのですが、今回手伝う事になりました。

詳しく話を聞くとその仕事は私の好きな”HenryCuir”で、
それは是非にと思ったのですが
設計からオープンまで超タイトなスケジュールでした。
これホンマにちゃんとできるのかな?。。。一気に私の中に不安が。。。
一つの事しかこなせない不器用な私が、自分の抱えてる仕事と先輩からの仕事を
ちゃんと本当にこなせるのか。
そんな不安の中、仕事は急ピッチ、お正月返上で動きだしました。

朽木村倉庫で実際の面積と同じ仮店を作り、施主側担当者の指示の元、什器の仮組を作っていく現場にも立会わせていただきました。
この仮組という行為は数寄屋建築などでは当たり前の工程ですが、普段自分たちの
建築で仮組をする場所も、予算もないのが実情です。
仮組する時点で、プロポーションの整理、使い勝手など細かな修正を施すので
確実な物作りの方法といえます。
久しぶりにそういう現場に立ち会えて、改めて丁寧な作り方を実感しました。

現場が始まると毎日通い、監督さん、職人さん、先輩、Hさん、Iさん、W氏、
その他スタッフの方々、沢山のすばらしい人達のおかげでとてもステキなお店が
完成したと思います。

楽しい現場でした。。。

什器の脚下に無造作に伊勢ゴロ太石を並べていた時、
”一つ一つの石にはちゃんと形があって、納まる様に置いていけば、ちゃんとしっくりなるんや。石は流れる様にして並べるんや”

自然に並べる事は何も考えないという事ではなく、自然の流れに沿って作る事で
はじめて自然であることを表現できる。

まだまだ先輩から学ぶ事いっぱいあるなって、良い経験ができました。
本当にありがとうございました。
(terco)

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by aunmidori | 2008-02-29 13:56 | その他建築 | Comments(0)
おもしろいおじさん。
先日
『僕のために絵を描いてください』
と師匠にお願いをしに行った。
建築家なんだけど絵描きでもある、このおもしろいおじさん(師匠)の描く絵は
非常にかっこいい。
おもしろいおじさん(師匠)は若干野蛮人でもある。(良い意味です)
野蛮人は躊躇するということが殆どない。
普通の人間だと躊躇するような場所、事柄、決断全てにおいて
遠慮なく気持ちの向くまま行動する。(僕の眼にはそう映る)

絵を描いてくださいとお願いしに行ってるので、絵の話になった。
この3年くらいで100枚位絵を描いたらしいが、その内の一枚を

おもしろいおじさん(師匠)
『そこの道修町にある○○○製薬の本社でスケッチしてきたんや〜』
『あそこの一階エントランスには古い年代物の蒸留機がある、あれで薬
 作ってたらしいわ〜』
『しかもミースのバルセロナチェアが置いてあるんや〜』
と話だした。
奇遇にもその道修町にある○○○製薬とは僕が建築を始める以前に4年半
お世話になった会社だった。
そこでサラリーマンしてたものの本社には入社研修以来ほとんど足を踏み入れた
記憶がない。
でも確かにミースのバルセロナチェアは置いてあるし、蒸留機も置いてあった
ような?置いてないような?
鮮明に覚えているのは、入りにくい雰囲気と静けさ。
特に用がなければ非常に入りにくいと思う。

おもしろいおじさん(師匠)は違う。普通に正面から入る。
スーツ姿のサラリーマン以外入る必要性のない場所へ、美しいと感じた
蒸留機をスケッチしに入る。
で、受付嬢にこう言ったそうだ
『売れない画家ですが、あの蒸留機をスケッチさせていただきたい』と。
受付嬢の方も怪しい風貌に驚くと同時に、返答に困ってしまい、
『上司に相談してきますので少々お待ちください』
そりゃ、怪しい風貌の自称売れない絵描きが訪れてきたら僕でも困ると思う。
で、上司の判断で15分程度スケッチをさせてもらったらしい。

この話を聞いて思い出したのだが、何年か前におもしろいおじさん(師匠)
が東京に行った際
『伊東さんと安藤さんの現場ついでにのぞいて来たわ〜』
僕は
『何で現場は入れるんですか?知り合いでもいたんですか?』
おもしろいおじさん(師匠)
『普通に入れるで、こんな風貌やし事務所の人と思ったんちゃうか〜』

『ああそうですか』
とその時は答えたものの、今考えるとおもしろい話だ。

躊躇しない決断力と、身の軽さは見習いたいと思う。
今しか見れない美しい物(展覧会、映画、建築、その他色々)を何度も見逃している
経験があるので、少しはおもしろいおじさん(師匠)のように
多少の厚かましさを厭わない(良い意味での)野蛮人になりたいものもんだ。。
(森)
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by aunmidori | 2008-02-26 23:29 | 日常 | Comments(0)
道路境界立会です。
『愛宕山の家』
道路境界の立会です。
鈴鹿市役所の職員、4人位。
三重県職員、3人。
それと関係している隣地の方々、司法書士の先生、測量士さん等々。
朝早くから現場には沢山の人で溢れかえっています。
4mの全面道路幅がないので、10cm程度セットバックしたうえで
10cm×全面道路境界長さ=約1㎡を鈴鹿市に寄付をする予定になっていたのですが‥
寄付はしなくてよくなりました。(約1㎡といえ施主さんはラッキーです)
自治会長さんが市の職員に何やら交渉していただいてたみたいで、
『向い側の土地は市の管理している神社敷地だから、そちらで20cmセット
バックしたらどうですか?ついでに道路も広げてください』
と、上手く交渉されたみたいです。
田舎だから土地の値段は安いかもしれませんが、寄付をする必要性が
なくなったのは非常にありがたい話です。(自治会長さんに感謝です。。)
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この道路立会が済まないと確認申請を提出することができません。
今日は無事に終了し、着工に向けて大きく前進しました。
あとは、残りの図面と確認申請の準備です。
淡々と進めよう。
a.un | 建築設計事務所
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by aunmidori | 2008-02-25 20:57 | (住宅)愛宕山の家 | Comments(0)
美しく勝利せよ
サッカー日本代表が東アジア選手権で苦戦している。
明日は中国戦。
メンバーが揃わないとか関係ない。
アジアでは美しく勝利せよ!
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そうでないと世界で勝てっこありません。
(森)
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by aunmidori | 2008-02-19 22:10 | | Comments(0)
内装の仕上げ
(愛宕山の家)の内装材をどうしようか?と考える。
一般的な住宅ではプラスターボードの上にペンキを塗ったり、クロスを貼ったり
するのだけど、その2つの仕上げ方法だけは採用したくないと常々考えている。
(理由は特にない。好きか嫌いかで、キライだから)

それ以外にどうしようかと考える‥
1)シナベニヤ
2)ラワン合板
3)左官仕上げ
等が考えられる。
特にラワン合板は菰野の家で採用したこともあり、大好きな材料の一つである。
でも、ラワン合板仕上げが安いコストで出来るのかといえばそういう訳ではない。
まず、使用予定の倍のロットを購入してもらい汚い材料は省いていく、その後
全ての合板にペーパーを当て、そして塗装仕上げをする。
尚かつ目地を2.5mmと指定しているので大工さんも慎重に貼らざる得ない。
人工(人の手)をかけてこそ成り立つ材料だと僕は考えている。
その結果⇩こんな感じ満足の仕上がりになります。
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(c :yuya saito)

で、愛宕山の家はどうしようか?
相方がよく使う桐パネルはどうだろうか?
桐といえば桐タンスに代表されるように、湿度調整に優れ、防虫効果も高い材料
としてご存知の方も多いと思います。
これを家中に貼れば桐タンスの中で生活するようなもの(笑)
適度な木目があるし、色見も悪くない。
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これは⇧埼玉の現場写真。
ラワン合板よりも柔らかい質感なので、貼り方をうまく工夫すれば
桐に包まれた家になるのではないだろうか?
(愛宕山の家)壁、天井の仕上げは桐パネルで決まりです!
a.un | 建築設計事務所
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by aunmidori | 2008-02-18 20:59 | (住宅)愛宕山の家 | Comments(0)
食とは?
なんか小難しげなタイトルを柄にもなく付けてしまったんですが‥
最近なんだか気持ちに余裕がなくて料理の事を、食べることを
とてもおろそかにしていたのです。

久々に以前勤めていた職場の先輩宅へお呼ばれした時、そのような話をしてたら
”やっぱ食は大事やで。。。”って言われ
なんだか心に ズシッ〜ときました。。

その方は
妻として、忙しい夫の食生活に気を使い、母として子育てに奮闘し、
そして一人の女性としていつも身なりに気を使い、
私もすごく職場で助けていただきました。

そんな先輩も、今まで仕事が忙しくてあまりちゃんと考えたことがなかったけど、
子供が生まれたって事も関係していると思いますが、
月に1度 お寺の精進料理教室に通われてるそうで、
食の大切さを非常に実感しているご様子でした。

天然生活にあこがれてますって言ってるけど、全然天然生活じゃないわたし。
少しずつ意識して気を付けていけばいいんだと思っていますが、
手を抜いてしまうんですね。

忙しさのあまり体調を崩した時期に、とにかく休む事にしました。
そのとき、心と身体はつながってるって実感し、心が健康でいる事がこんなにもすばらしい事だったのかと思った事があります。

先輩宅でいただいた大根のグラタンはとっても甘くて、おいしくて
やさしくてあたたかな味で、そういう事を心で感じながら食べる食事は
ほんとうに幸せで、
忙しい事を理由に心を亡くしてしまわない様にしたいと思いました。

(terco)
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by aunmidori | 2008-02-17 21:09 | 日常 | Comments(0)
ホームページ途中ですが
ホームページを友達に作製してもらっています。

まだ完成していませんし、どんなデザインになるかも決まっていませんが‥
仮TOPをアップしていただきました。
乞うご期待です。

a.un HP http://www.aunarch.com/

作ってもらってる友達のページwww.chappydb.com
東京でWEBデザインをやってます。宜しくです!
(a.un)
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by aunmidori | 2008-02-16 15:02 | 日常 | Comments(0)
上七軒
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京都で最も古い花街 『上七軒』
この通りは僕の散歩コースになっているので、朝も夜も歩くのですが
やはり夜は良い雰囲気ですね〜
夜になると情緒ある風景に変わります。

懐かしさを思い出すわけではありませんが、少しだけタイムスリップ
したような感覚になります。(なぜか幕末)
幕末の志士達もこの通りを闊歩したのかと、勝手な空想が始まるわけです。

まぁ、お茶屋遊びなどまだまだ早い青二才なので、散歩、空想で我慢です(笑)
(森)
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by aunmidori | 2008-02-15 22:10 | 日常 | Comments(0)
アプローチ階段
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アプローチの階段を検討中。
前面道路と計画地盤が2m程度の高低差があります。
三重県という土地柄、駐車場も最大限に確保する必要があり
階段は隅へ隅へ押しやられ‥
玄関前への最短距離で直階段以外に選択肢がありません。
せめて両脇に植栽だけでも植えて
緑に囲まれたアプローチ階段にしたいと思います。
a.un | 建築設計事務所
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by aunmidori | 2008-02-14 20:40 | (住宅)愛宕山の家 | Comments(0)
小さなパン屋-4-
急ぎで進めておりました『小さなパン屋』さんの改装計画は
お施主さんの御都合により、一旦仕事ストップとなりました。
う〜残念。(かわいいお店が提案できてただけに、非常に残念)

しかしながら

計画が終了したわけではなく、移転新築の方へ向かう模様です。
これから土地探しをスタートされるそうなので
すぐ気に入った土地が見つかるかもしれないし、
なかなか見つからないかもしれません。

『果報は寝て待て』

の心境です。
気長に待ちましょ。
(a.un)
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by aunmidori | 2008-02-12 20:14 | (店舗)garcon d'or | Comments(0)