a.un 阿吽日暦

三重県尾鷲市　ii ひろば、竣工写真です。

今回は施主直営という事で、こちらでコントロールできない事も多少あり、
出来上がるまでは、今までとは違った不安がありました。。。

しかし、柱や建具の枠など普段なかなか使う事の出来ないヒノキを使って下さり、
素材の持つ品の良さが空間にプラスされた建物になりました。

尾鷲ヒノキで有名な木の街だからこそ出来る贅沢かもしれません。

これから様々な人に利用される事になる ”ii ひろば　”

近所の方々や子供たちが、足を止め、興味深そうに眺めてるその光景に、
密かにニヤリとしながら、地域に愛される建物になってくれる事を願っています。


自然に囲まれたのどかな敷地です。




『やのはま道』という熊野古道沿いに建築はあります。




これが『やのはま道』





建物をつなぐ十字の外部通路　その先に少しハート型の木があります。




木まで一直線。







やのはま道を挟んだ公園から眺めると公園の休憩所みたいに。





公園もあるし、iiひろば敷地内も子供達は自由に出入りしています。




三角屋根の建物が3つ並ぶだけのシンプルな構成。


山の連なりと、屋根の連なりの重なり。



a.un | 建築設計事務所

三重県尾鷲市で進行中の『iiひろば』の方も順調に工事は進み、
ほぼ完成しております。

来週明けに完了検査を受けて、お引き渡しとなります。

公園からのアプローチや、見え方も良い感じで、
十字型の廊下の行く先には、大木に取り付けられたブランコがあります。

近所のご年配の方や、公園に遊びに来ている子供達に親しみやすい
建物になるように考えていますが、
いざ、どのような使われ方をするのか本当に楽しみにしています。

（a.un)

a.un | 建築設計事務所

iiひろばの現場施工は、以前にも書きましたが、
大工さんを中心とした職人チームです。
今まで何度か大工さん達と仕事をして来ましたが、
今回の尾鷲の職人さんは早い！
気がつけば、もうほとんど出来ています。。。

設計を頼んでくださってるオーナーも
「尾鷲の人はね、やり始めると早いからごめんね」と、
気を使っていただいたのですが、現場がスピーディーに進む事は
とてもありがたい事です。
しかも、大きな問題もなく、黙々と作業をしてくださっていて、
本当にありがたい限りです。






滋賀県に拠点を移した事で、
三重県尾鷲市までは車で約3時間で行ける様になったのですが、
なんとこの日の帰り道は、8時間半の長旅になりました。

打合せを終え、現場を出たのが夕方4時。
雨が強く降り始め、途中から雪に変り、気がつけば大雪。
高速は通行止めになり、国道も渋滞が続き、
まさかの雪にノーマルタイヤの車も多かった様で、
至る所で車がストップしてるのか、なかなか進みません。
一体どうなるのか。。。一向に進む気配もない。
そんな時にナビが大活躍。かなりの遠回りになっても、イチカバチカで一般道へ。
それが大当たり！お陰で、松阪から高速に乗って、帰る事が出来ました。
もし、ナビがなかったら一体何時になっていたんだろう。。。

文明の利器に感謝。

（a.un)

現場日暦の更新がなかなか出来ずにいましたが、
i i ひろば、着々と進んでおります。

1月27日には無事に上棟式を迎え、
スタッフの方々の温かいおもてなしをいただきました。
ちらし寿司、カレー、お刺身、魚の煮付け、お漬け物、そして豚汁、デザートまで。
どれもこれも最高においしかったです。
ありがとうございました。

大工棟梁とその仲間の職人さん達も、生き生きといい顔しておられました。












子供たちが集まる広場の様な建物になって欲しいと願っています。

（a.un）

ご無沙汰しております。
お久しぶりです〜寒い中でも現場は順調に動いております。

iiひろば

1月12日に鉄筋検査に行ってきました。

形が少しずつ現れてきて、緊張感が増してきます。
上から見ると正方形が3つ並んでいて、なかなかエエ感じです！

1月27日には棟上げを予定しております。

なんせ直営物件なので、すべて職人さん達と直接のやりとりでお互いに
慣れない部分はありますが、品質の部分では確実に監理していきたいと思います。

(a.un)

a.un | 建築設計事務所

尾鷲市の『iiひろば』
はじめてのご相談から8ヶ月で工事を開始することができました。
これからが本番ですので、大工さん達と協力しながら、
なんとか作り上げたいと思います。
（一人の大工さんを中心とした直営物件なので、いわゆる設計事務所的な
ややこしい納まりは避けて、皆さんの仕事しやすい流れを意識していますが･･
さてどうなることか、不安と楽しみが入り交じる･･･）


敷地の上から眺めると、大きさの違う正方形が3つ並びます。


木を伐採すると隠れていた井戸が現れました。
きちんとお祓いをして、埋め戻すことになりそうです。

たたずむ男達。
大工の親方は鳥羽一郎のような方です（笑）

（a.un)

a.un | 建築設計事務所

「i i ひろば」の変更訂正した、最終実施図面がやっと出来ました。

明日、これを持って尾鷲に行ってきます。

来週、確認申請も無事に下りる予定となっていますので、
いよいよ現場が動き出すことになります。

その為のとても大切な打合せ。
追加や変更など、打合せする事が沢山です。

午前中は「ツのいえ」の打合せも入ってます。
また現場写真UPしますね。
お楽しみに。

そして、帰ってきてからは『水沢の家』の実施図面です。
図面と現場と良いリズムですね。。
(三重3部作本格スタート）


（a.un)

『iiひろば』

工事着工を前に地鎮祭が執り行われました。

その後は、ＮＰＯ法人のスタッフさん達に図面の説明をさせていただきました。
主に、照明や電気のコンセントの位置など、使い勝手に直結する部分で
確認させていただきました。
少しだけ追加部分がありましたので、図面の修正をおこない
その後、建築確認申請を提出させていただきました。
確認が下り次第、工事に入ることになります。



こんな感じで近所のおじさんが敷地内を散歩しています。
のどかやね。

（a.un)

a.un | 建築設計事務所

三重県尾鷲市の『iiひろば』

前回ブログ更新時のプランから、変更した内容で図面を描き進め実施図面が終わり、
見積もり待ち中でした。
この現場は、施主であるNPO法人に勤めるベテランの大工さんと、その仲間達が
施工をすることになりました。
完全なる直営ですね。
ということで、監理する側としては非常に難しい面もあるわけですが、
コストを抑えることができるというメリットもありますので、
なんとか、皆さんと力を合わせて完成させたいと思います！

今回は、地盤調査の立ち会いに行ってきました。

『スウェーデン式サウンディング試験』
住宅向けに普及している簡易地盤調査の手法の1つ。省略してSS試験ともいう。方法は、ロッド（鉄管）の先端にスクリューポイントと呼ばれる円錐形の錐（きり）をつけて、地面に突き立て、段階的に100kgまでの鉄の重りを載せた時の沈み具合を測定する。ロッドが下がらない場合は、ハンドルをつけて回転させながら貫入させ、その回転数（Nsw）を25cmごとに最大10mまで記録する。特に浅い部分で精度の高いデータがとれる。

結果は、速報FAXいただいたのですが、良好な結果でしたので安心しました。
地盤の改良などは必要ないと判断できます。

その後は親方と配置の確認です。

このブランコが取り付けられている木。
私有地ですが、沢山の子供達が楽しそうに遊んでいます。

この木に向けて建物の間を通路がまっすぐ抜けて行きます。
親方に杭を打っていただき、細かく微調整しました。

軸組模型を使って、のぞき込んでイメージを膨らましました。
これが楽しい。。

充実した、尾鷲での打ち合わせでした。
これからは12月着工に向けて、建築確認申請を進めていきたいと思います。

（a.un)

a.un | 建築設計事務所

ii ひろば

途中経過です。
喫茶スペースの厨房を広くしたり、その他バリアフリーに対応するための
細かな変更や寸法の確認を経て、かなり時間掛けてプランがまとまりました。

継ぎ接ぎだらけですが模型制作。
外壁、屋根の素材、色の組み合わせを確認しました。


この角度から屋根を見ると、山の連なりみたいじゃありませんか？
そういうイメージで屋根を考えてみました。

明日9/10は三重県を横断して打ち合わせ三昧です。
（カーテン屋さん、工務店さん、施主さんと打ち合わせ2連チャン、薪ストーブ屋さん、
　　菰野の家訪問打ち合わせ、そして実家に新米を取りに行く。固めましたね・・）

（a.un)

a.un | 建築設計事務所